展示場の庭に
ビオトープができてあっという間に5ヶ月たってしまいした。
私達の憩いの場所で、紀子様に続き新しい命の誕生です!! 稚魚の放流が
5月20日のことでした。 (当時の様子は、下線のついているShopMasterのリンクをポチッと押してくださいな・・・)
最近はせみの鳴き声も終わって コウロギの大合唱です。
仕事の合間に、“疲れたぁ~”と思って庭に出よう思ったときに、ポツンとたたずんで
ビオトープを眺めている男性の先約がいたりして・・ がっかりする事もあります。
そんな男性の大きなうしろ姿は、俳優!? 哀愁!? そんなんじゃなくて
学生服を着せたら少年!? な~んて可愛く見えるのが不思議です。
今年の夏、「家には蛍がでたぞ~~~~~!!」
ってすごく騒いでいた、ビオトープの先輩で 背の高い少年---。
少年なんていう言葉は絶対に合わん 我が所長のうしろ姿だったりします。
(ごめんなさい、見なかったことに・・・シテクダサイ・・・)
今ビオトープに住んでいる仲間たちは、私の見る限りで~
メダカ、ヤリタナゴ、ニッポンバラタナゴ、ヨシノボリ、ドブガイ、スジエビですが、
今回の誕生お祝いはドブガイbabyちゃんです。
お披露目ですから見てやってください!!
小さな命の発見です。
さて、質問です。ドブガイはどうやって産まれるのでしょう^^;??
答えは、
ドブガイは幼生の時期、タナゴやヨシノボリ類の鰭に寄生し、3~9日で稚貝に変態して底生生活にはいって成長する・・・のでした。
この生命の誕生は、タナゴやヨシノボリ類の鰭に寄生して稚貝に変わった証です。
そして、生みの親のタナゴは、ドブガイの中(エラ)に産卵します。ドブガイの中で孵化した稚魚は貝の中から一斉に出てくるっ・・・ていうなんとも不思議な関係であります。
簡単にお話しすると、タナゴはドブガイで代理出産して、ドブガイもおなじくヨシノボリやタナゴで代理出産して、お互いが共生関係にあって、どれが欠けても繁殖していくことができない・・・。っていう、不思議な関係なんです。
ビオトープはみんなの癒しの空間・・・
でもあるんだけど、ただの癒しの空間ってだけじゃないんだなぁ~!!
本来あるべき生態系を表現している・・・。
というか、人口ではあるけれど、自然にあるべきの姿の
〝環境共生を表す生命の世界〟 ってところでしょうか?? ん~??
人と自然との環境共生の ほんの一部でなんです。
このビオトープは、昨日つぶやいた 近山運動 にも少しつながっていて
地元の町医者工務店、建築家、施工家・・・ものづくりする者としての
“SUGA 家づくりスピリッツ”
には欠かせない 地域 環境に対して、とっても重要で切実な課題なんです・・・。
(と思っています・・・。)