“近くの山の木で家をつくる運動”
2001年 元旦の朝日新聞に「近くの山の木で家をつくる運動宣言」
が発表されました。
新聞を広げると紙面いっぱいに賛同者の氏名で山の形をつくってある、なんとも衝撃的な広告でした。
(実はその賛同者の中に私の名前も小さく載っていました・・・。)
そして、運動に賛同してます!!と展示場に貼ってあるポスターです。
下のほうの文字はこう書いてあります。
農家は、
健康にいい野菜をつくりましょう。
町のマーケットは、
地元で育った野菜を並べましょう。
林業家は、
木をすくすくと育て、
空気のおいしい山にしましょう。
町の工務店は、
近くの山の木を用いて家を建てましょう。
緑の消費者は、
地元の野菜を食べ、
地元の木の家に住み、
そうして、地球人として生きましょう。
と、書いてあります。
そして、近くの山の木で家をつくる運動に賛同している
「讃岐の舎づくり倶楽部」という「緑の列島ネットワ-ク」地域グル-プと
その趣旨をもとにできた、「讃岐舎」(さぬきのいえ)という家があります。
山の木を使ってればいい・・・。というだけでなくていろんな思いでできてる家です。
簡単に、お話しするとすれば、
地球温暖化・・・。 輸送距離が遠いと大気中に出る排気ガスはどうなりますか?
山が再生すれば・・・。 土砂崩れ、渇水を緩和できるんじゃないかな?
山の木は・・・。 大気中の二酸化炭素を吸収してくれるんじゃないかな?
など、語りつくせないほど奥が深いんです・・・。もっと内容充実です・・・。
近くの山の木で家をつくる運動宣言の本
読んでみたい方は、展示場に置いてありますのでお貸しいたします。
手の入れられた山、つながっている川、流れている水、そこにある空気、流れつく海。
山から始まる小さな生物の連鎖があり、生きている物、作られる作物、
私の食べている物、私の住む環境、私の住む町、私の眺めている海、
それぞれみんながつながっているだよな~。
その地域の歴史、文化大事にしていきたい・・・。
山の木を消費して、活性化したい・・・。
そんな元気な山の木で、家をつくりたい・・・。
頑張れ~やま~!! お手伝いするよ~!! なんて思ってみたりします。
讃岐舎ご覧になってみませんか。
「風を感じる家」完成見学会
□日時:2006年9月9日(土)・10日(日)10:00~17:00
□場所:香川県丸亀市